先ほど、海外日本語サポートについてまとめた際、アゴダとブッキングドットコムから日本語サポートに関する記述が消えてしまったのに気がついて、ちょっと調べてみたのですが。
ずいぶん簡単な答えが出ましたよ。
アゴダのウィキペディアに以下の記述があります。
2007年11月、アゴダ社は、アメリカの プライスライングループ により買収され、3番目の国際的合併となった。
そして、ブッキングドットコムにも、
2005年、アメリカの プライスライングループ の一員となったことを契機に、当時アメリカに比べて立ち遅れていた、ヨーロッパにおけるオンラインホテル予約サービスの拡大に乗り出した。
という記述があります。
おそらく、このプライスライングループの方針で、日本語サービスをやめちゃったんじゃないでしょうか。と、随分簡単に決め付けてしまいました。
では、このプライスライングループとは?
本拠地をコネチカット州・ノーウォークに置き、世界各地で事業を展開する6つの企業を統括している。2015年において、プライスライングループの収益(Revenue)と時価総額は、旅行会社として共に世界第1位となっている。取扱額に対する収益の比率でエクスペディアグループを大きく上回り続けており、収益重視の経営が特徴となっている。
すごい大きいグループだったのですね。
2014年以降、中国最大のOTAであるシートリップに出資し提携関係を強化。
ここらが関係しているんでしょうか。日本じゃなくて、中国にシフトしているということかな?まあはっきりしたことは分りませんが、グループ参加により日本語のサポートが弱くなったのは間違いないようです。
この2サイトに共通して言えること。
以前よりも妙にシンプルになってきたなあという印象。
前はもう少しにぎやかさというか、余計な部分みたいなのがあったのですが、グループが大きくなるとどの世界もこんな感じになってしまうのかな。少し寂しい気がしますね。