格安旅行代理店「てるみくらぶ」のトラブル

『当日に航空券が発券できない?』

『ホテルの手配が出来ていない!』

先週、海外渡航し現地でホテルに泊まれなかった人もいたということですが、現在テレビでもワイドショーで取材が進んでいるようです。

本社入り口は「臨時休業」の張り紙。

電話がつながらない。

つながっても『少々お待ち下さい。』ですぐ切れてしまうような状態。

ネットもなかなかつながりません。

安さが評判で多くの顧客があったという「てるみくらぶ」

その安さの秘密は、

ホテルで余っている部屋や航空会社が余っているチケットをぎりぎりの時期になって大量に買うという方法でやってきた、ということです。

なるほど、だからQ&Aでこんな文章があるわけですね

航空会社未定商品の場合は、各航空会社の状況によりご出発直前まで利用航空会社及び便名がお伝えできない場合がございます。

格安に走りすぎて資金がショートしてしまった、

とテレビで専門家の解説がありました。

「てるみくらぶ」は平成10年(1998年)設立。

『インターネット販売に特化』した年が平成17年(2005年)です。

2005年というと、トリバゴが設立された年。

アゴダが設立された年。

そしてブッキングドットコムが日本に進出してきた年です。

世界的な企業の日本参入によって格安競争に負けてしまった、

ついて行けなかった、ということなのでしょうか。

とにかく「格安」という言葉だけで飛びつくことのないよう注意しましょう。

追記。

東京商工リサーチ 3/27(月) 9:36配信

【速報】格安海外旅行業者の(株)てるみくらぶが破産

動向が注目されていた格安海外旅行業者の(株)てるみくらぶ(TSR企業コード:296263001、法人番号:6011001044153、渋谷区渋谷2-1-1、設立平成10年12月4日、資本金6000万円、山田千賀子社長)は3月27日、東京地裁に破産を申請し、同日破産開始決定を受けた。
申請代理人は南勇成弁護士(西村あさひ法律事務所、千代田区大手町1-1-2、電話03-6250-6200)。
負債総額は現在調査中。

追記。

日本テレビ系(NNN) 3/27(月) 19:57配信

「てるみくらぶ」が会見で明らかにした負債額は151億円。このうちすでに旅行代金を支払った一般旅行者、最大で9万人への債務は約100億円にのぼるという。しかし、日本旅行業協会から支払われる弁済保証金の限度額は1億2000万円で、わずか1%にしかあたらないため、ツアー代金の全額返済は厳しい見通しだ。

100億で9万人ですから、平均でひとり11万ちょっとですか。これみんな泣き寝入りということですよね。

日本国内の騒ぎを知っているのかいないのか、大変なのはもう旅行に出てしまった人ですね。海外行ってホテルに泊まれなかったり、帰りの飛行機に乗れなかったり、これが心配です。

会見で社長が新聞広告の経費が掛かりすぎて資金繰りが大変になったということを言っていますが、これは逆でしょうね。

資金繰りが大変で一気に挽回してお金を作ろうとして大々的に新聞広告を出し続けて勝負に出たけど、失敗したということだと思います。

今月、航空会社への支払い間近に、お客に支払いをカードじゃなく現金でお願いしたりしていたようですが、それでも間に合わなかったようです。