この季節になると、紅葉特集や紅葉ランキングの上位に必ず出てくる木曽山脈の「千畳敷カール」ですが、
そのカールっていったい何?を調べてみたところ、
「カール(Kar)」はドイツ語でした。その意味は、
氷河の侵食作用によってできた広い窪地あるいは椀状の谷
のことだそうです。
日本でも大昔は氷河期があったわけですが、このカールについては100年ほど前、東京大学(当時の帝国大学)の山崎教授が飛騨山脈へ行かれたときに、
「あっ、あれってカールじゃないか!?」(と言ったと思います)
と、後に「山崎カール」といわれるカールを発見したことが各地のカールのはじまりだと言われています。
「千畳敷」の方は?広いという意味を表した言葉ですが、千畳を計算すると1824.05平方メートルでテニスコート3面強くらいになりそうです。実際はもっとありますね。
とても広いです。
[画像(紅葉)]
夏の風景もすばらしいです。
出典:http://www.kankou-komagane.com/「信州駒ヶ根ガイド」
現在、日高山脈や飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈などで合わせて25以上のカールと呼ばれるところがあるようです。
それから、まったく関係ありませんが、
お菓子のカールは、昭和30年代に流行した「カール人形」から付けられた名前ということです。
千畳敷カールに泊まるなら、駒ヶ根市内にたくさんのお宿があります。
ここ周辺の解説やクチコミはじゃらんが分かりやすいかなと思います。
じゃらんnetの上部メニューから[観光ガイド]を選んで、検索窓に「カール」と入力してみてください。
じゃらんnet内での千畳敷カールの観光評価は、満足58%、やや満足34%で合わせて92%が良い評価となっています。