巷を賑わせている都知事の出張費問題。実際に舛添知事が泊まったホテル名は公表されていないわけですが、おおよそどんなホテルに泊まったのかだけでも知りたくなりました。
宿泊費はロンドン・パリともに、同行職員を含めて全員が一流ホテルに泊まり、5泊で約922万円を支出。知事はスイートルーム(1泊19万8千円)を使った。
ロンドンで調べてみましょう。
まずは掲示板などを参考にロンドンで一流と言われるホテルをピックアップ。「クラーリジス」「コンナート」「リッツ」などという名前が挙がってきました。その中でもクラリッジスというホテルが一番格調が高いホテルではないか、という結果になりましたので早速トリバゴで調べてみましょう。
確かに素晴らしいホテル、素晴らしい部屋でクチコミも満点に近いのですが、一番高級な部屋でもデラックス ルームで一泊¥81,140という結果です。日付を変えてもだいたい同じです。そもそもこのような高級ホテルのスイートルームはオンライン予約は出来ないのでしょうか。
ザ コンノートも検索。こちらも、デラックス ダブルルームで一泊¥81,140 あれ?さっきと同じ料金。スイートルームは、なし。
どうしてもスイートルームが見たいので、クラーリジスのホームページで見てみましょう。料金も載っていました。
近い部屋は1,440ポンド、日本円で22万ちょっと、都知事が泊まったといわれる部屋の料金よりはちょっとだけ高い部屋ですが。
こんなところに泊まっていたら、その辺のビジネスホテルは泊まれませんよ。
(質問した香港の記者に)聞きますが、香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょう、そういうことであれば。ですから、少し冷静に考えていただいて、無駄なものはもちろん排します。しかし、必要なことは必要です。(4月1日午後2時から都庁会見室で)
必要かどうかと言われれば、税金を払っている都民のほとんどは『必要ない』と言うでしょうけど。
↓追加訂正:2016/05/16
公式には発表されていませんでしたが、週間文春の調査団が精査した結果ロンドンのホテルはわかっていたそうです。
5つ星ホテル「コンラッド・ロンドン・セントジェームズ」の最高級スイートで一泊なんと40万!だそうです。
(税金です)
ホテルの写真はこちらからどうぞ。
http://conrad.hiltonhotels.jp/hotel/london/conrad-london-st-james/photos
ありがとう文春!